田中彰 TANAKA Sho [Almanac-11]2024 woodcut/sheet
¥17,600
SOLD OUT
電熱ペンによる木版画 和紙 インク ed.8
シートサイズ 245×170mm
額装も承ります。(額付きの場合は¥23,100)
フレームサイズ(インチサイズ、アクリル、浮かし仕様) 270× 220mm
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田中 彰 TANAKA Sho https://www.tanakasho.com
1988 岐阜県出身
2013 武蔵野美術大学油絵学科版画専攻
2015 武蔵野美術大学大学院版画コース修了
[個展]
2023 「樹木の航海・南島原・国立・白老」(WATERMARK arts & crafts・東京)
2022 「岩礁」水犀(東京)
「恵比寿湖」NADiff a/p/a/r/t、(東京)
2020 Hovering wind 透明な翅 (WATERMARK arts & crafts・東京)
2019 「町田芹ヶ谷えごのき縁起」(町田市立国際版画美術館・東京)
2018 Reservoir Kopi(NADiff Window Gallery・東京)
田中彰 作品展(ギャラリーアートグラフ・名古屋)
旅する木(YUKI-SIS・東京)
2017 無機が有機になるとき(WATERMARK arts & crafts・東京)
アーティストインミュージアム2017 AiM(岐阜県美術館・岐阜)
project N 田中彰展「木に人を接ぐ」(東京オペラシティ アートギャラリー コリドール)
2016 樹について(三菱一号館美術館歴史資料室・東京)
[グループ展 他]
2024 VOCA展2024
2022 「第3回PATinKyoto京都版画トリエンナーレ2022」京都市京セラ美術館
2020 「共鳴する刻[しるし]木口木版画の現在地」CCGA現代グラフィックアートセンター、福島
2019 Travelers (MAHO KUBOTA GALLERY・東京)
他 展示、レジデンス、ワークショップなど多数
⽉の満ち⽋けと潮の動き
満⽉と新⽉の⽇は⼤潮と呼ばれ、⽉の引⼒によって打ち寄せる波がもっとも⾼く、
そして低くもなり、そのふたつの差が1ヶ⽉の間でいちばん⼤きくなります。
満潮と⼲潮はそれぞれ1⽇に2回ありますが、地域によってその差が変わり、
関東は2mほど、九州の有明海は6m近くあり、新潟や福井などの⽇本海側は
30cmくらいしかありません。また季節によっても少し変わります。
海の景⾊はその場所の時間帯で⾒える印象が変わりますが、
⽉の動きを知ることである程度、予測することができます。
⿃や⿂は潮の動きに対してどのように⾏動しているのでしょうか?
多くの⿃は潮が引いたタイミングに、海中から姿を現した岩などの磯で
⾙類や甲殻類、藻、⼩⿂をつっついています。
⿂はというと、潮が1⽇で最も低い時と⾼い時の前後に
⾷べ物となる⼩⿂やプランクトンを探すこと(活性が上がる)が多いです。
そこに太陽が出る朝と沈む⼣⽅、⾵の動き、地形も関係します。
⽉の動きを知ることは⽣き物の⽣態系を知ることに繋がります。潮の満ち引きが
何万年何千年と繰り返されるなかで、⾷べたり⾷べられたり、
波に打ち上げられたりしながら、環境はゆっくりと豊かに変化します。
では私たちが知っている⾝近な海はどうなっているのでしょうか。
潮⾒表の版画の中から⽇時を決めて、過去に訪れた海や
⾏ってみたい海を思い浮かべてみましょう。
そこにはどんな景⾊が広がっているのでしょうか。
田中 彰