古屋真美「後ろ姿のハイヒール 」 Furuya Mami/lithograph
¥23,100
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
タイトル 「後ろ姿のハイヒール 」シート(フレームはついていません)
制作年 2022年
エディション 4
シートサイズ279×370mm 額装サイズ ×mm
紙にリトグラフ
*フレームは既製の簡易フレームのため、箱がありませんのでご了承ください。
*浮かし・木地目の黒での額装も承ります。
古屋真美 「かえらない部屋」
この部屋で暮らしたことや、起こった出来事、その時身につけていた服とか、
それらを全部しまっておくことは、途方もなく大変なことだった。
注意深く、ブラウスのボタンをとめる。
そうしたら、この部屋にはもうかえらない。
2022.9/23Fri-10/9Sun
open 13:00-19:00
closed:9/27,9/28,10/4,10/5 火水休み 最終日17:00まで
この度、初めてWATERMARKで古屋真美さんの作品を紹介します。
私たちの身近な衣服、そのほとんどは大量生産の既製服ですが、袖を通すたびに体に馴染み、持ち主の気持ちに寄り添い、様々な過去を共有するうちに唯一無二になってゆく。そんな作者の思いが、リトグラフという版から生まれる複数性の作品へと再生させる行為に形象化されているようです。そして、ファストファッションが問題視されている現在、簡単に廃棄されてしまう服たちへの抗いのようにも見えます。
今回、架空の女性の部屋を再現するような展示を試み、作者の世界を表現したいと思います。ぜひご高覧ください。
古屋真美
個人の所有する衣服をモチーフにリトグラフを制作、それらとの適切な距離を考えています。
1994年山梨県生まれ。2020年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻版画コース卒業。2021 版画工房「LITTLE PRESS STUDIO」オープン。
展示・受賞
2022 個展「キュレーターズ・アイ 古屋真美展」(山梨県立美術館/山梨)
個展「tiny escape」(PLAINE PEOPLE 青山、京都、六本木、東急プラザ銀座)
2021 「SICF22 EXHIBITION部門」(スパイラルホール/東京) スパイラル奨励賞 受賞
「START ART PRINT」(+ART GALLERY 渋谷スクランブルスクエア/東京)
2020 「Street Museum TOKYO MIDTOWN」(東京ミッドタウン/東京)
2019 「TOKYO MIDTOWN AWARD 2019 アートコンペ」 優秀賞 受賞
2019 「第44回全国大学版画展」 優秀賞 受賞
photo by ISHIKAWA Michiko いしかわみちこ
place: studio 322, Tokyo