角谷郁恵 KAKUTANI Ikue ”How happy is the little stone i" 2023
¥18,000
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素材:紙、岩絵具、墨、アクリル絵の具 (パネル仕様)
2023年製作
size: 180×140mm
紙の上に何度も色を重ね、皺を刻んでいく。絵の具の滲み、粒子の溜まり、ひび割れ、いくつもの現象を起こしながら石が石になっていく時間をたどる。岩の表面は絵画であり、自然が作り出した彫刻であることに気づきます。
micareは鉱物のマイカ(雲母)の語源。意味は輝く。雲母、きら、きらら。語源も響きも楽しくて良い。
角谷郁恵 KAKUTANI Ikue
1989年 神奈川県生まれ
2013年 武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業
2017年 志村ふくみ(紬織、重要無形文化財保持者)主催、アルスシムラ卒業
庭の意匠や自然物が持つ合理性・偶然性に惹かれ、技法にとらわれず、絵画的アプローチ、草木染めによる染織、
陶器制作を行う。東京を拠点に制作、発表をしている。
受賞
2022年 Artist New Gate ファイナリスト選出
2021年 数寄和公募展 入選
2019年 アートオリンピア2019佳作
2013年 武蔵野美術大学卒業制作展優秀賞
個展
2023年 Kunitachi Art Center2023 企画個展「やわらかな庭」Koizumi studio
2023年 個展「小景」Gallery Cafe 3
2022年 個展「目地を描く 石を畳む」Gallery Cafe 3
2022年 個展「明るい石」シカク
2020年 個展「佇む」Gallery Cafe 3
その他・グループ展・アートフェア・取り扱い
松坂屋美術画廊、あべのハルカス、KATSUYA SUSUKI GALLARY、本屋B&B、ウサギノネドコ ギャラリー、Spiral 、蔦屋書店 など多数
ウェブマガジン「なぎさ」より
角谷郁恵「転がる石ころ日記」
https://nagisamagazine.wixsite.com/t-jiyudaigaku/news/categories/角谷郁恵
紙の上に岩絵具、墨、アクリル絵の具などで何度も色を重ね、そのドローイングした紙にシワを入れ、成形した「石」。まるで本物のような、繊細な紙であるとは思えない存在感。有名無名にかかわらず、多くの石庭、石垣へ足を運び、自身の足と目で一つ一つの石を観察し、「石を組む」作業は、見立ての世界に通じます。